DBT Tokyo


DBT Tokyoは2020 年 2 月、弁証法的行動療法に特化したカウンセリングを提供する場所として、市谷に 創業致しました.
ミッション
個人やカップル、家族に DBT をオリジナルモデルに忠実に提供とするとともに、 DBT を提供できるセラピストの養成を図 る。また、DBT をベースに、日本特有の 移民事情を考慮した異文化適応プログラム を外国人を受け入れる学校や企業に広め る。
どんな人がDBT Tokyoを利用しているか
2020年2月から2024年12月の間に51か国498人の方がDBT Tokyoをご利用くださいました。そのうち58%が外国籍の方です。日本人の方のご利用は1年目12%だったのですが、5年で42%になりました。日本人(42%)とアメリカ人(20%)が圧倒的に多く、その他の国の方たちは、英国(4%)オーストラリア(3%)、フランス(3%)、中国(2%)、カナダ(2%)、フィリピン(2%)などで 16%の方が国籍を二つ以上お持ちです。
DBT Tokyo にいらっしゃる方は国籍を問わず、75%の方が英語でのセラピーをご希望なさいます。年齢層は20代と30代が52%を占めますが、12歳から75歳まで様々な方がご利用くださっています。
働いていらっしゃる方、学生さん、両親の国籍が違うお子さん、外国人と結婚した日本人の方、日本人と結婚した外国人の方、海外暮らしが長い日本人の方、LGBTQの方、ひとり親の方、複合家族の方、職場が合わないと感じている方、ハラスメントや虐待を経験なさった方、様々ですが、共通点は「感情のコントロールができない」「人には自分の経験を分かってもらえない」と思っていらっしゃる方が多いです。
DBT @多文化環境
DBT(弁証法的行動療法)は、境界性パーソナリティ障害の診断や傾向があり、感 情のコントロールができず効果のない破壊的な行動を選択しがちな個人に 対して最も有効である心理療法としてすでにその地位を確立しています。 DBT はこういった傾向を誘発する要因の一つとして「その個人の感情や プライベートな経験を打ち消す環境」を上げています。
国際的な移動をした直後は土地勘がないばかりでなく、それまで通用した 社会スキルが通用しなくなる状態で新しい人間関係を構築しなくてはなら ず、その上インフォーマルな情報が決定的に不足する中で様々な判断、決 定を次々としていかなければならないストレスにさらされます。受け入れ る側が移住者特有のプライベートな経験を理解できず無関心でいたり、適 応問題の解決を移住者個人の努力に任せたりしてしまうと、移住者は一時 的に先に述べた否定的な環境で葛藤しているのに似た経験をしがちです。 DBT Tokyo は移住後の感情のぶれや人間関係の衝突をこのモデルにそっ て理解し、DBT のスキルを多文化環境適応に役立てています。
DBT Tokyoのバリュー
G: Growing multiculturally 多文化と共に成長
U: Unconventional creativity 枠にとらわれない創造力
E: Elastic business model 弾力性のあるビジネスモデル
S: Scientist-Practitioner base 研究エビデンスの重視と現場主義の共存
S: Speed, flow and Movement 現実のスピード、流れ、動きに乗る
